子供を産まない原因は完璧主義と失敗を恐れることにある
↑の記事を読んで思ったことは子供を育てるためにはこうでなければならないという思い込みに子供を産まない原因があると僕は思う。
先に挙げた記事の中では「子供は自分たちと同じ程度に裕福な生涯を過ごせなければならない」という前提があると書いてあるが、これは確かにあると思う。
自分たちと同じくらい裕福で幸せな人生を保証することができないなら子供を産むべきではないという思い込みが多くの人にある。
でも、自分たちと同じくらい裕福で幸せな人生を保証することはできない。
時代やそのときの経済や世界情勢などの様々な要因によって豊かな時代と貧しい時代がある。
自分たちと同じくらい豊かに子供が生活できる保証は一切ない。
それなのに同じ程度裕福で幸せな人生を保証できないなら産まない方が良いというのは間違った思い込みである。
そもそも、今現在日本は人類史上最も豊かな時代で先進国なのにそういう考えが出てくるのは異常なのではないかと思う。
今までに自分たちと同じ程度の豊かを保証できないならば子供を産むべきでないという考えがあった時代はあるのだろうか?
そういう考えを持った人はどの時代も少なからずいたと思うが、なぜこの時代はみんながそういう考えを持ってしまったのだろうか?
たぶん、メディアやインターネットの発達によって情報が共有されるようになり、1つの考えをみんなで共有してしまったからではないかと僕は思う。
今の若者はお金がなくて貧しいから子供を産むことができないという1つの情報がみんなに共有されているが、果たして本当にその情報は正しいのだろうか?
ただ単にその情報を受け取って、そうだと思い込んでいるだけじゃないのだろうか?
人類史上最も豊かな時代なのに、貧しいからとか豊かじゃないからという理由はいささか筋違いなのではないか?
これだけ豊かなのに、貧しいという発想はおかしい。
たぶん、多くの人は完璧主義で、失敗を恐れているのだろう。
子供を産むには、ある程度豊かでなければならないし、不幸な人生にさせる訳にはいかないという考えがあると思う。
でもそれは無理な話だ。
ある程度豊かで幸せが保証させている人生を歩める人間はそうそういない。
完璧主義で、失敗を恐れているだけにしか僕には思えない。
多くの人は間違った思い込みをしている。
自分たちが堅苦しい考えをしているから将来生まれてくる子供たちも同じなのだろうという考えになってしまうのだ。
別に、ある程度裕福で幸せな人生を保証する必要はない。
そんなものはないし、それは生まれてくる子供が獲得するものだ。
自分たちがある程度裕福で幸せな人生を保証しなければならないというのは過保護すぎる考えである。
考えがネガティブ過ぎると僕は思う。
完璧主義で失敗を恐れているくだらない考えだ。
社会や他人、教育のせいにしても何も変わらない。
自分の人生は自分が全部責任を負うものだ。
子供の人生は子供に任せるべきだ。
親は少し手助けするぐらいで良い。
日本人はもっとポジティブに考えなければならないし、プラスの面を見る必要があると思う。
完璧じゃなくても良いし、失敗しても良い。
社会がこうだからじゃなくて、自分の考えを持って貫いた方が良い。
失敗しても大したことはないのだから。