仕事がつらいなら逃げろ
今、電通の女性社員が過労によって自殺した件が波紋を呼んでいる。
電通といえば、広告代理店の大手で知られている。
しかし、大手企業で超ブラックな労働がされていることに僕は驚いた。
↑の記事を見ての通り、自殺した元女性社員は長い残業を強いられていて休日出勤も当たり前で、パワハラなどにも悩まされていたようだ。
このようなことになる前に何かできなかったのだろうか?
まず、会社が異常だ。
残業は当たり前、休日出勤も当たり前、パワハラセクハラが横行している会社など超ブラックというのを通り超している。
このような会社は改革が必要である。
きちんと労働基準法に照らし合わした業務内容にしなければならない。
日本にたくさんあるブラック企業をすべて駆逐する必要がある。
そうしなければ、彼女のような人をまた生み出すことになるだろう。
ブラック企業は必ずつぶさなければならない。
ブラック企業は不幸な人しか生まないのだから。
そして、もう1つ言いたいことは、彼女は逃げること出来なかったのか?ということである。
自ら自殺する前に、会社をやめる、会社に行かない、会社を休むという行動を取れなかったのだろうか?
これだけ働いてもまだ会社に行こうとするのはなぜなんだ?
たぶん、彼女は真面目だったんだと僕は思う。
真面目ゆえに彼女は逃げられなかったんだ。
きちんと自分の仕事をやり抜こうとする気持ちが彼女を自殺するまで追い込んでしまったんだ。
仕事が一番で、仕事仕事仕事と仕事以外に頭が回らなくなり、逃げるという選択肢が頭からなくなってしまったんだ。
そして、ふと頭に死ぬという選択肢が出てきて、それを選んでしまったんだ。
追い込まれて、追い込まれてそして限界まで追い込まれて、最後に彼女をこの苦しみから解放する選択肢として、選んだのが「死」だったんだ。
死ななくてもいい選択肢があったにもかかわらず、彼女が死を選んだのは、死しか選択肢が見えないくらいまで追い込まれていたからだ。
もっと早くに、逃げていれば助かったかもしれない。
だけど、彼女は真面目だから、最後まで仕事に責任を持っていたから、仕事を放り出すという選択ができなかったんだ。
彼女は悪くないんだ。
彼女をここまで追い込んだ電通に全ての責任がある。
電通や他のブラック企業には彼女のような人を二度と出さないようにしてほしい。
最後に、もしあなたが追い込まれて疲れているのなら、逃げて欲しい。
仕事から逃げてもいいんだ。
わざわざ仕事のために命を捨てるようなことはしてはいけない。
つらかったら逃げる。
これは悪い事ではない。
自分を助ける良い選択肢だ。